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くすりの話 あれこれ ~代々木病院~
No.131:秋の体調管理 少しのケアでお薬のない生活を
中嶋 淑枝 薬剤師 代々木病院薬剤部
秋の体調不良の原因とは
爽やかな行楽の季節である秋。「夏場よりも過ごしやすいはずなのに、なぜか体調を崩しやすい」と感じている方はおられませんか?
夏場の冷房や冷たい飲み物を飲み続けたことにより、体の冷えを引き起こし、胃腸の疲れなどが残っています。
また9月に入ると、朝晩の気温が下がり涼しさを感じるようになりますが日中はまだまだ暑い日が続きます。寒暖差の激しい秋は自律神経のバランスが崩れやすく。「なんとなく体がだるい」などの体調不良の原因となります。
季節の変わり目を健康に過ごすためには?
・暖かい飲み物などを飲む、お風呂にゆっくりとつかる、生姜など体を温める食材を摂取する、など体を温めることを意識して過ごしましょう。
・朝晩の気温が下がる9月からは、運動もしやすくなります。ウォーキングなどの軽い運動を積極的に取り入れるといいと思います。日中の運動は太陽を浴びることで、自律神経の働きを高めることができます。
・他にも早寝早起き、バランスの良い食事をこころがけましょう。
自分のちょっとしたケアで未病を目指し、お薬のない生活を送りたいですよね。
季節の変わり目の体調に注意して、快適な秋を過ごしましょう。