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サプリメントに頼らない生活
No.65:医師がすすめるサプリの信頼性
藤竿伊知郎(外苑企画商事、薬剤師)
健康情報があふれる中、「診療現場で生まれ育ったサプリメント」となれば信頼したくなるのではないでしょうか。ところが10月23日、「がんの予防」などの効能をうたって未承認医薬品を販売したとして医師が逮捕されました。経営する診療所と連携するサプリ製造・販売会社で販売した商品に「EPAは青魚の成分です。心筋梗塞、脳梗塞、大腸ガン、胆のうガン、前立腺ガン、乳ガン、子宮ガン、高血圧、動脈硬化症、にきび、吹き出物の予防に欠かせません」と表示していました。警察発表では、それ以外にもエステサロンにサプリや健康茶を「ガン・インフルエンザ・コロナウイルス予防」に効くとして販売するなどし、20年間に合計8500万円程の売上があったとしています。
消費者も、使用者の感想を元にした広告は冷めた目で見ていますが、押し出しの良い医師からの情報は頼りになると感じるでしょう。身近な人が罹患し、自分もかかるのではないかと不安を持った時、サプリメントで体質改善すればがんを予防できると聞くと頼りたくなります。
この連載でお伝えしているように健康情報の真偽を確かめるのは大変です。主治医の説明が足りてないと感じることも多く、サプリメントを販売している人からの心地よい説明は、疑わしいと思いながらも信じたくなるので、人は簡単にだまされます。ご注意ください。