- HOME>
- お役立ち情報>
- クスリの あ・れ・こ・れ ~東葛病院~>
- No.34:Myお薬手帳を携帯しましょう! 活用しましょう!
クスリの あ・れ・こ・れ ~東葛病院~
No.34:Myお薬手帳を携帯しましょう! 活用しましょう!
東葛病院薬剤部 塚田 あずさ
皆さん、お薬手帳は毎日携帯していますか? 今回はお薬手帳についてお話しします。
お薬手帳にはいつ、どこで、どんな薬をもらったのかを記録します。また、検査結果、副作用歴、病歴を記録する欄を設けているお薬手帳もあります。これらは医療機関のスタッフが記録しても、患者さん自身が記録しても良いのです。医療機関毎にお薬手帳を複数作成している方がいますが、お薬手帳は1冊にまとめることに意味があります。同じ薬しか飲まないという場合でも、お薬手帳に記録することにより、継続して同じ薬を飲んでいるということがわかるため、お薬手帳は必要です。
医療機関のスタッフはお薬手帳を確認して、薬の飲み合わせや重複、副作用歴などをチェックします。お薬手帳は患者さんが安全に薬を飲むために必要な手段であるとともに、病院と患者さん、患者さんと薬局をつなぐコミュニケーションの場であると筆者は思います。薬のお薬手帳の他に、スマートフォン上で利用できる電子お薬手帳も存在します。電子お薬手帳に対応できていない医療機関があるため、ご利用時はかかりつけの医療機関が対応しているか確認して下さい。
ご自身の使いやすいようにお薬手帳を活用し、医療機関を受診された際にはお薬手帳をぜひ持参しましょう。