薬局総会

外苑企画商事 清田

 

医療と福祉の薬局総会。今年は、2016年5月21日、柏の葉カンファレンスセンターで行われ、東京勤医会、外苑企画商事の薬剤師とスタッフ45名参加しました。

今年のテーマは「これからの2年間の活動を考える」。
調剤報酬を巡るバッシング報道が吹き荒れ、2016年度の調剤報酬改定は、かなり厳しいものとなりました。新たに設けられた「健康サポート薬局」、「かかりつけ薬剤師」という基準。門前薬局への規制が強まり、より地域に開かれた薬局が求められる時代に、どのような医療を展開をしていくのか。最初の講演はみさと協立病院薬局長の牛尾幸子さんによる「薬剤師力を生かした、採用薬の選定と管理」。後発品比率を増やすメリット、採用薬を巡る薬事委員会のとりくみと、カギを握る医師へのサポート、製薬メーカの一連の動きや、ジェネリックへの変更での患者負担の違い、バイオシミラーをどう見るか、など多岐にわたる説明がされました。

次に、谷本社長から「これからの薬局に求められること」の講演。国の目指す医薬分業の考え方の変化、在宅や年中無休のニーズの増加、などが解説され、「かかりつけ薬局」、「基準調剤加算」への全薬局での挑戦、新卒確保と既卒薬剤師の受け入れ活動の強化、などが提起されました。 勤医会、外苑企画、薬事委員会、各薬局の総括と方針の発表の後、グルー別の討議を開始。各薬局の経験交流と、新年度へ向けての討議が行われ、予算達成に向けてできることを必ずやりきろう、と決意が交わされました。

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